ICEによるAlex Pretti殺害
https://ja.wikipedia.org/wiki/アレックス・プレッティの殺害
https://www.youtube.com/watch?v=MOMXJvbCEtk
BBCは複数の動画を時系列で突き合わせ、トランプ政権側の「暗殺者・暴徒・銃で襲撃」説明を裏付ける映像証拠が見当たらない、と結論づけている
事件の概要
Minneapolisで、ICE等の連邦移民当局がAlex Prettiを射殺(10発、約5秒)。
直前の映像は発砲の6分以上前から存在し、現場状況を追える。
政権側の主張(動画内で引用される)
「9mm拳銃を持った人物が警官を殺すために来た/暴力的暴動」など。
コメント
If the US government can lie blatantly like this when there’s video evidence imagine what other things they lie about
BBCの映像分析
発砲までの連続映像では、本人は片手にスマホ、もう片手は空で、銃を手に持っている場面がない。
取り押さえ中、別の捜査官が腰のあたり(ウエストバンド)から銃らしきものを抜き取る。以後「本人が武装していた」根拠はここ(所持)だけ。
その抜き取りとほぼ同時に、別の捜査官が発砲を開始し、合計10発。
銃を抜こうとしていない無抵抗の人から銃を取り上げた上で(ここまではいい)、射殺基素.icon
他の捜査官の多くは銃を抜かない/撃っていないように見える、という描写もある。
法・評価の論点
Minnesotaでは許可があれば拳銃携帯が合法で、抗議現場に“装填済み”で持ち込むこと自体も違法とは限らない、という説明。
「差し迫った生命・重傷の危険がない相手への致死力行使は違憲になり得る」ため、発砲の適法性が争点、という整理。
追加の背景(別日の映像)
ICE、ルネー・ニコール・グッドを殺害(2026年1月)への抗議活動をしていた
別日に当局と揉めて地面に押さえつけられた後、立ち上がった際に腰に銃が見える人物が映っており、顔認識で本人と高一致(97%)とされる。
https://www.youtube.com/watch?v=h37_JU1XmoM
ただし、今回の射殺当日の「暗殺・銃で襲撃」を直接裏付ける映像は示されない、という立て付け。
https://paulkrugman.substack.com/p/was-this-a-murder-too-far
ミネアポリスで連邦当局が短期間に「罪のない市民を白昼に2人殺した」
1人目のレニー・グッド(1/7)は、ICE職員のジョナサン・ロスが「車にひかれそうになった自衛」だと主張したが、動画だと“自分から車に近づいて撃ってる”ように見える、と記事は言う(その後も撃って致命傷)。
でもMAGA側は結束して被害者を悪者扱い、企業も沈黙。いつもの「雑に押し切って終わり」コースだった。
ところが2人目のアレックス・プレッティの件で空気が変わった
動画がさらに分かりやすく“拘束された人を繰り返し撃つ”感じで、擁護が難しい。
ウォール・ストリート・ジャーナルやニューヨーク・タイムズが「政府説明と矛盾」と強めに報道し、NYTは時系列の動画解析も出した
Timeline: How the Shooting of Alex Jeffrey Pretti Unfolded - The New York Times
ミネソタ州ミネソタ州の大企業(ターゲット、ゼネラル・ミルズなど)も、やっと「緊張緩和」程度は言い始めた。
民主党民主党の中道派もDHS国土安全保障省予算に反対しそうになり、共和党共和党からも異論が出てきた、と。
銃推進のNRAまで調査要求してる
理由は「合法所持の銃を持ってた」を殺害の正当化に使うのは許せない、という筋(ここは右派の“原理”と衝突する)。
Fox Newsのマリア・バーティロモがカシュ・パテルへの質問で懐疑的だった、とも書いてる。
YouGovの調査で、動画を見た人は「正当化できない」が多数、ICE廃止支持が“周縁から中心へ”寄ってきた、という見立て。
「今回は違う」理由づけ
1人目は女性+同性関係で、ミソジニーや反LGBTQが“雑な無視”を助けた可能性がある
2人目は証拠が一目瞭然で、言い逃れ不能。
しかも2件目で、これまでの積み重なった乱暴狼藉が効いてきた。
その結果、政権の信用が崩れてきた(ネイト・シルバーの話も引用)。
今後の予測は暗い。
ドナルド・トランプ陣営は誤りを認めず、処分もせず、強硬を続ける(支配欲=“優越の演出”が動機だ、と人格攻撃も込みで断言)。
さらに11月選挙をねじ曲げに来る、として、パム・ボンディがティム・ウォルズに有権者名簿提出を要求した例を挙げる。
Jan 25, 2026 Monsters - Paul Krugman
「悪党(本人)より、悪党を“普通の政治”に見せかけて回る周辺が本体」
いま連邦政府を動かしてるドナルド・トランプや周辺(例:Stephen Miller、Kristi Noem,など)は「モンスター」で、ICEや国境警備系組織が「サディスティックな荒くれ者」で埋まっている
でも本当に問題なのは、ほぼ共和党全体、政権参加者、一部民主党、一部メディアが「見て見ぬふり」「腰が引けた言い換え」「日和見」でそれを可能にしてきた点だ。モンスターはモンスターだからそう動くが、取り巻きは“選べる”のに選ばなかった=アクセサリー(共犯)だ、という構図。
「これで最後の一線を越えたはず」とは信じていない(つまり、まだ続く)。だからこそ責任は“怪物そのもの”より“正当化・黙認・追認した側”にある
ただし希望も一応置く:ミネアポリスで見える「普通の人たちの勇気と良識」を頼みに、この悪夢を越えるしかない、という締め
https://www.youtube.com/watch?v=WyQfMloAwzI